営業マンはプログラミングを学ぶべき【掛け算スキルは強い】
困った営業マン「営業はオワコンと言われて久しいですが、将来性はあるのでしょうか?
また、このまま営業を続けていて良いものか悩んでいます」
こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
- ・営業はオワコンではない
- ・生き残る営業パーソンと淘汰される営業パーソンとは
- ・営業✕プログラミングで新たな市場価値を生み出す
- ・プログラミングの勉強方法【独学OK】
この記事を書いている私は、営業どっぷりで、現在13年目。
業界としてはゼロサムゲームの筆頭ともいわれる住宅業界で営業パーソンとして活動しています。
もともとは営業というより技術系のほうが肌に合っていると、自分では思っていました。
当時の会社の社長が「お前は営業に向いている」との鶴の一声で私の営業人生がスタートしました。
結果論ですが、もともと決まった仕事をやるより自分で考えて行動するタイプの性格だったことも功を奏して、今では年間受注総額5億円を超えるトップセールスマンになることもできました。
こういった背景の私が今の営業パーソンがプログラミングを学ぶべき理由をまとめました。
営業はオワコンではない
結論として、ITを上手く取り込むことができる営業は逆に重宝されると予想できます。
営業の未来は”営業 ✕ IT化”が進む
2008年にiPhoneが登場してから、私達の生活は一変しました。
たった10年ほどで、です。
当然ながら私たち営業パーソンの仕事も多少は変化してきました。
これからは訪問販売や電話営業は完全にオワコンですね。
それらに変わって台頭しているのは、発信力を持った”個人”です。
もちろんインターネットを使った発信や仕組みを持った人たちのことです。
インターネットを個人の発信基地にするべき
もちろんSNSでも良いですが、時間もかかりますし、万人には難しい側面もあります。
そこで価値の割には習得の難易度がそこまで高くないプログラミングの登場です。
手に職も付きますし、特定の顧客に向けたポータルサイトなどをサクッとつくって限定公開すれば、顧客はいつでもスキマ時間にあなたの提案を閲覧することができます。
自分が寝ているときでも営業してくれるツールをプログラミングのスキルがあれば簡単につくることができます。
上記は一例ですが、次の項では営業パーソンの生死を分けるポイントについて整理します。
生き残る営業パーソンと淘汰される営業パーソンとは
✔ 生き残る営業パーソン
-
・① ITの技術を取り込む
・② 固定概念を捨てられる
・③ 個人で発信ができる
・④ 会社に頼らない
・⑤ 自己啓発の時間を確保できる
✔ 淘汰される営業パーソン
-
・① 新しいことにチャレンジできない
・② 個人で発信できない
・③ 会社に頼っている
生き残る① ITの技術を取り込む
最も重要なのがこれ。
現代は完全にテクノロジーの時代なのです。
この技術を生活では使っているに、営業に使わないのは意味不明です。
生き残る② 固定概念を捨てられる
当たり前ですが、頭が固いと新しいことを受け入れる余地がありません。
過去の成功体験はときには役立ちますが、固執しない方はITを受け入れる余地があるでしょう。
もちろん簡単なことではありませんが、勇気を持って捨てる仕事をチョイスするべきです。
生き残る③ 個人で発信ができる
一番良いのは、SNSでインフルエンサーになるのが良いです。
ただし、全ての人ができるかというと難易度は高めなのは周知の事実でしょう。
でも、ブログ、インスタやTwitterなんかは発信の練習には最適です。
マーケティングが難しいことが痛感できますし、SNSでなくとも自分のウェブサイトをつくって自己紹介するのは難しくないことです。
生き残る④ 会社に頼らない
極論、明日会社を辞めてもしばらく食っていける貯金があったり、スキルがあれば会社に頼る必要はなくなります。
プログラミング市場は色々ある産業の中でこの先10年は需要が上がり続けるとも言われています。
いっそのことプログラマーでも生活できるくらいのスキルを身につけるのも悪くないですね。
生き残る⑤ 自己啓発の時間を確保できる
無駄な残業をしなかったり、スキマ時間を有効活用できる人は自己啓発の時間を確保しやすいため、新たにプログラミングの勉強時間も比較的とりやすいでしょう。
ちなみに日本の社会人の平均勉強時間はなんと7分です。
やばいですよね・・・
淘汰される① 新しいことにチャレンジできない
できない理由を並べて、新しいことにチャレンジできない人を数多く見てきました。
生い立ちや環境は関係ありません。
アドラー心理学でいうところのできないこと、やらないことが目的になってしまっているからです。
淘汰される② 個人で発信できない
SNSを必ずしもやる必要はないですが、個人で発信するチャンスは至るところに転がっています。
それを拾うか拾わないかで人生が変わると言っても過言ではありません。
淘汰される③ 会社に頼っている
大企業に勤めている方に圧倒的に多い現象です。
マッキンゼーに努めているのであれば話は別ですが、現に黒字でもリストラを行っている大企業はあとを絶ちません。
営業✕プログラミングで新たな市場価値を生み出す
文系か理系かは関係ありません。
また、業界も関係ありません。
私の属する住宅業界なんてアナログの典型的な業界です。
だからこそチャンスがあると思っています。
✔ プログラミングでどんなことができるか
-
顧客へのアプローチや新規獲得など何でもできます。
ほぼ100%に近いほど顧客はインターネットを利用して情報収集したり口コミを調べています。
私もそうですが、買い物する時は金額が大きければ大きいほど失敗したくない気持ちが強くなります。
プログラミングのスキルを身につければ、顧客の困りごとに役立つブログを運営したりすることで会わなくてもあなたの信頼度を上げることだって可能です。
営業パーソンは対人スキルは一般の職業の方より高いはずです。
そこにIT技術を投下して面談時でなくても信頼を上げてくれるツールをつくることを可能としてくれるのがプログラミングスキルなのです。
そんな営業になれれば、淘汰されるどころか重宝されるのは間違いないです。
情報過多の現代に置いて個人で信用を獲得できることが求められているのです。
プログラミングの勉強方法【独学OK】
勉強方法はインターネット上にゴロゴロ転がっています。
もちろん無料で独学できるサービスもたくさんあります。
参考までに私が使ったサイトを2つご紹介します。
スマホで通勤時間に勉強することもできますのでオススメです。
どちらも無料で勉強できます。
もちろん時間をお金で買う、これも私は有りだと思います。
お金に余裕がある方は、プログラミングスクール(オンライン、オフラインどちらもあり)に通ったり、有料のプログラミング教材を購入すると短時間でスキル習得に繋がることは経験者が紹介されています。
それぞれ自分に合った方法でぜひプログラミングを学んで、希少価値の高い営業パーソンになりましょう。
というわけで、今回は以上となります。
これからも営業でサバイブしていきましょう。